現役バンドマンが厳選 オススメ音楽マンガ10選

2020年は、大型音楽フェスが軒並み中止や延期となってしまいました。
「フェスがない夏なんて!!」「ライブを味わいたい!!」という皆さんに向けて、現役のバンドマンが厳選した本格派の音楽漫画をご紹介します!!
今回は、首都圏の会社に勤めながらバンド活動を続けている皆さんに、企画へご協力いただきました。

  • BECK

    BECK

    誰にでもいつか“目覚め”の刻が来る……!!! 果てしなく続く、穏やかで退屈な中学生活。それは、いつまでも変わらないはずだった――。あいつに出会うまでは……!!

    おざわ(仮名・エレキベース歴:9年)

    王道。フェスのシーンはやっぱり熱い!!

    MIZUKI(仮名・ギター歴:1年)

    ギターそのものが主役になる回が多いので、ギタリスト心をくすぐられます。アルバイトをして中古のフェンダー・テレキャスターを買うシーンでは、自分が初任給でギターを買ったときのことを思い出しました。

  • SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん

    SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん

    “ジミ”な高校英語教師の本田紫織に、“ヘン”な世界一のギタリスト幽霊が取り憑いた!?

    おおやま(仮名・ギター歴:1年)

    伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが地味な教師に憑依!?28歳までに伝説を起こさなければ死ぬ!?突飛な設定なのに、伝説までのプロセスはどの漫画よりも現実的で泥臭くて熱いところが最高です!

  • 覆面系ノイズ

    覆面系ノイズ

    歌が大好きなニノは、幼い頃2つの別れを経験する。1つは初恋の相手・モモ。もう1つは曲作りをする少年・ユズ。花とゆめで超大人気「音楽×片恋」ストーリー!!

    みなもと(仮名・ボーカル歴:1年半)

    ”誰のために歌うのか”、”誰のために曲を書くのか”。届ける相手によって音が変わっていくという、恋愛メインの音楽漫画だからこその視点が面白い!また、魂をさらけ出して演奏してはじめて、自分の感情に気づくなど、音楽の力の偉大さが根底に流れているのも、音楽好きとしては頷けるポイントです。

  • ピアノの森

    ピアノの森

    森のピアノは、その少年を待っていた――。捨て去られたピアノ。壊れて音の出ないピアノ。いま、ひとりの少年の選ばれた指が、失われた音を呼び覚ます。

    村本(仮名・ドラム歴:2年半)

    天才が最後まで圧倒的な天才で、天才が魅せ続けてくれるマンガ。ずっと気持ち良くて、面白さが加速していく。読み終わったあとの「最高!」という気持ちが凄まじい。 ”感動を呼ぶ音楽”を奏でる主人公が、周りの環境を変えていく所も見どころ。クラシックの重厚感も、コンクールの緊張感も、マンガで伝わるからすごい! (中略)

  • BLUE GIANT

    BLUE GIANT

    「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。

    SATOO(仮名・ドラム歴:2年半)

    く~っと痺れるシーン満載!この漫画ほど胸が熱くなる漫画を知らないし、音が聴こえてくる!ジャズが好きじゃなくても、サックス吹きの主人公の人並外れた努力とまっすぐさ、天才さに絶対興奮する!支える家族、影響されていく友人、共鳴する同志も全員良い!(中略)

  • バジーノイズ

    バジーノイズ

    新時代の“音楽”ד恋愛”体験。「すきなもんいっこ、あればいい」――そう、思っていた。たったひとりと出逢うだけで、世界が変わる。耳障りで、少し心地良いノイズ。

    STARFUNKY(仮名・ギター歴:1年)

    人と関わるのはめんどくさい、だけど自分の音楽を聞いてもらえるとちょっとうれしい。そんな、こじらせ音楽マンの心境を痛いほどリアルに描いている作品です。ヒロインの潮みたいに、フライパンで窓ガラスを叩いて海に連れ出してくれる人って必要ですよね…

  • ネムルバカ

    ネムルバカ

    ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人にはそれなりに切実だったりもする「大学生」という不思議な時間――。ぐるぐる廻る青春のアレやコレやを描いた大学生日常ストーリー。

    武田(仮名・エレキベース歴:9年)

    普通の主人公と、同居しているバンドマンの話。決して音楽だけがテーマな漫画ではないのだけど、大学生の心境(やりたいことを見つける的な)がかなりリアルに描かれていて良い! あと1巻だけで完結するので読みやすい。

  • 坂道のアポロン

    坂道のアポロン

    幼い頃から転校の繰り返しで、薫にとって学校は苦しいだけの場所になっていた。ところが転入初日、とんでもない男と出会い、薫の高校生活が意外な方向へ変わり始め…!?

    おかむら(仮名・エレキベース歴:9年)

    読むとジャズやってみたくなる。ジャズの初期衝動感をめっちゃ綺麗に描いてる。 育ちのいい主人公(ピアノ)と、不良(ドラム)の組み合わせは、鉄板だけどやっぱり良い。 時代設定が少し古いのも雰囲気があって好き。

  • 空電ノイズの姫君

    空電ノイズの姫君

    ミュージシャンの父と二人暮らしの女子高生・磨音。一人でいることが好きな磨音は、父の影響もあってかギター演奏が大好き。ある日、朝早く登校すると、教室からは美しい歌声が。見ると、美少女が歌を歌っていた。

    いわせゆうと(仮名・ギター歴:7年)

    絵がかっこかわいいです。売れたいバンドマンは共感するかもしれません。

  • ソラニン

    ソラニン

    大学を卒業して1年が過ぎ、OA機器メーカーのOL・井上芽衣子はあることを実感するようになっていた……「わたしは社会人には向いていない」。とはいえ、自分に特別な才能がないと自覚してしまった今となっては…

    荒井(仮名・ベース歴:6ヶ月)

    映画の主題歌を聴きながら読むとなお良いです。

    ゆうこ(仮名・ギター歴:1年)

    「このまま夢を追いかけたらどうなるんだろう」とか、「勢いで会社辞めたらどうなるんだろう」とか、天才ではない私たちの、選ばなかった方の人生の選択肢を見せてくれる作品。一つひとつのセリフが刺さって痛いです。