ギターそのものが主役になる回が多いので、ギタリスト心をくすぐられます。アルバイトをして中古のフェンダー・テレキャスターを買うシーンでは、自分が初任給でギターを買ったときのことを思い出しました。
伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが地味な教師に憑依!?28歳までに伝説を起こさなければ死ぬ!?突飛な設定なのに、伝説までのプロセスはどの漫画よりも現実的で泥臭くて熱いところが最高です!
”誰のために歌うのか”、”誰のために曲を書くのか”。届ける相手によって音が変わっていくという、恋愛メインの音楽漫画だからこその視点が面白い!また、魂をさらけ出して演奏してはじめて、自分の感情に気づくなど、音楽の力の偉大さが根底に流れているのも、音楽好きとしては頷けるポイントです。
天才が最後まで圧倒的な天才で、天才が魅せ続けてくれるマンガ。ずっと気持ち良くて、面白さが加速していく。読み終わったあとの「最高!」という気持ちが凄まじい。 ”感動を呼ぶ音楽”を奏でる主人公が、周りの環境を変えていく所も見どころ。クラシックの重厚感も、コンクールの緊張感も、マンガで伝わるからすごい! (中略)
く~っと痺れるシーン満載!この漫画ほど胸が熱くなる漫画を知らないし、音が聴こえてくる!ジャズが好きじゃなくても、サックス吹きの主人公の人並外れた努力とまっすぐさ、天才さに絶対興奮する!支える家族、影響されていく友人、共鳴する同志も全員良い!(中略)
人と関わるのはめんどくさい、だけど自分の音楽を聞いてもらえるとちょっとうれしい。そんな、こじらせ音楽マンの心境を痛いほどリアルに描いている作品です。ヒロインの潮みたいに、フライパンで窓ガラスを叩いて海に連れ出してくれる人って必要ですよね…
普通の主人公と、同居しているバンドマンの話。決して音楽だけがテーマな漫画ではないのだけど、大学生の心境(やりたいことを見つける的な)がかなりリアルに描かれていて良い! あと1巻だけで完結するので読みやすい。
読むとジャズやってみたくなる。ジャズの初期衝動感をめっちゃ綺麗に描いてる。 育ちのいい主人公(ピアノ)と、不良(ドラム)の組み合わせは、鉄板だけどやっぱり良い。 時代設定が少し古いのも雰囲気があって好き。
絵がかっこかわいいです。売れたいバンドマンは共感するかもしれません。
大学を卒業して1年が過ぎ、OA機器メーカーのOL・井上芽衣子はあることを実感するようになっていた……「わたしは社会人には向いていない」。とはいえ、自分に特別な才能がないと自覚してしまった今となっては…
映画の主題歌を聴きながら読むとなお良いです。
「このまま夢を追いかけたらどうなるんだろう」とか、「勢いで会社辞めたらどうなるんだろう」とか、天才ではない私たちの、選ばなかった方の人生の選択肢を見せてくれる作品。一つひとつのセリフが刺さって痛いです。
おざわ(仮名・エレキベース歴:9年)
王道。フェスのシーンはやっぱり熱い!!